Silk screen

Silk Screen Printing provides best quality

シルクスクリーンプリントは金属や木製の枠に絹地布目（シルク）のあるスクリーンを張り付け、加工して版を作成します。スクィージというゴムベラを使って版にインクを刷り込みます。細かい織り目を通してインクが抜け落ち紙の上に定着したところに色がつきます。この方式を孔版（こうはん）といい、何度も重ねて盛り上げることもでき、重厚な仕上げも可能です。目が非常に細かいために、繊細で柔らかに仕上がります。

プリントする前に

まずはデザインを作成

お客様からの持ち込みデザインの場合、Adobe IllustratorやPhotoshopで作成したデータがベストですが、それ以外の原稿もお気軽にご相談ください。手書き原稿を修正加工したデータ作成、オリジナルデザイン制作も承っております。

プリントサイズを決定

シルクスクリーンプリントの場合、プリントサイズは高さ40cm、幅30cmです。
（それ以上のプリントサイズも可能ですが特別な版を使用します）

プリント位置の決定

プリントする位置ごとに版を作成します。例えば、左胸と背中が同Ω大きさのデザインであったとしても版は２版になります。

シルクスクリーンプリントは1色ごとに版が必要、プリントの色数に応じて版を作成します。

色の決定

生地選び

Tシャツを始め、各製品は素材やスタイルが多数ございます。納得のいく製品をお選びください。製品の持ち込みも可能です（プリントできない場合お断りすることもございます）。

Tシャツプリントの王道のシルクプリント
使用インクでさまざまな表現が可能です

代表的なシルクプリント

製版した版を経由してアメリカンラバーインクを直接生地に刷り込んだ後で熱をかけ、摂氏170度以上でインクからラバーへと変化させる、Tシャツプリントで一番多く用いられている方法です。。発色が綺麗で、耐久性にも優れています。

ワンポイントに

プリント面がふくらんだ感じの風合いになります。画像は黒い部分に発砲インクを使用しています。色や生地により膨らみ方は若干異なり、また膨らむことを前提として、あまり細かいデザインではなくポイントになるような箇所でのご利用をお勧めします。

光沢のある仕上がり

アメラバをプリントした後に透明のクリアインクを上から刷ります。画像ですとアメラバの版が２版と厚膜の版を１版で計３版になります。

ラメの細かさも自在に

画像のシルバーの部分がラメプリント、メッシュの粗さでラメの量を調節します。ラメカラーは種類が豊富ですが、シルバーラメやゴールドラメ以外は大量発注のみとなります。

古着のようなビンテージな風合い

特殊なインクを使用してプリント面をひび割れさせます。このプリントも厚膜の版を使用します。

生地に染み込んだような仕上がり

顔料インクは水のようなインクで生地に浸みこみます。生地とインクの境目が分からないほど生地になじむところが魅力ですが、濃い色地にプリントすると色がでないため薄い色の生地に適しています。

特殊加工をする際に、プリントによって使用する版が変わってきます。例えば、前回にアメラバで使用した版でクリアインクやひび割れプリントをプリントすることができません。

★ネームや製品について
シルクスクリーンプリントの場合、高温の熱で製品にプリントしたインクを乾燥させます。その際にナイロンのポリエステルのネームや製品が変形してしまう場合があります。